熱帯魚

ノーザンバラムンディの悲劇|熱帯魚トラブル体験記

ヒーターを入れていないのになぜ煮える!

ノーザンバラムンディの悲劇

かつては夢の熱帯魚だった高価な種類も、今では手軽に購入できるようになりました。ノーザンバラムンディもそんな熱帯魚のひとつです。

量販店でノーザンバラムンディを見かけ、そのあまりの安さにあぜんとしましたが、何しろかつての夢の熱帯魚。一度は飼ってみたいと思い、連れて帰ることにしました。

まだ小さかったので小型水槽に水草をたくさん植え、静かで強力な水中モーター式の濾過器を取り付けました。とても丈夫で飼いやすく、キョーリン社のカーニバルを入れると電光石火で胃袋に納めてしまいます。

そしてだいぶ体に厚みが出てきたと成長を楽しみにしていた矢先のできごとです。

ある夏の猛暑日、水槽が煮えていたのです。二十数年ぶりに再来した悲劇。ノーザンバラムンディは白くなって浮いていました。

もちろん夏ですからヒーターはとっくに取り出してあります。それにいくら猛暑とは言え、こんな状態になることはありえません。なにより水槽の温度は気温をはるかに越えているのです。

そして原因が判明しました。それはなんと、濾過器の水中モーターによる発熱だったのです。かなりの熱さになっていました。これでは小さな水槽などひとたまりもなく高水温になってしまうはずです。

となりの水槽も同様なセッティングだったので慌てて確認すると、中にいたトビハゼは水の外にいて無事でした。

暑さでモーターが故障したのか、猛暑日との相乗効果によるものかはわかりませんが、とにかく夏に小さな水槽では、水の中に熱を出すものは入れないようにしようと心に決めたのでした。