熱帯魚

煮える水槽|熱帯魚トラブル体験記

ヒーターの大暴走!

煮える水槽

今のサーモスタットは本当に高性能で、めったに事故も起こりませんが、30年くらい前のサーモスタットは定期的にメンテナンスをしなくてはならない器具でした。

当時はバイメタル式のサーモスタットばかりでしたが、試験管のような部分を取り外して二枚の金属版をメモ用紙などで磨き、きれいにしていたものです。

しかしながら、水槽の数が何十本となり、サーモスタットの数が増えてくると、だんだん手がまわらなくなってきてしまいます。本人はこまめに手入れしているつもりでも、忘れ去られたサーモスタットだってあったかもしれません。

そんな水槽だったのかどうかはわかりませんが、ある日の朝、60センチ水槽の水が白く濁り、全ての熱帯魚が煮魚のような色になっていました。40センチくらいのブラックアロワナや、手のひらサイズのシルバーバルブ、タイガーオスカーに、シルバーシャークなどなど……。

他人事だとしか思っていなかったサーモスタットの故障を、自ら体験する結果となってしまったのです。この手のトラブルは当時(もしかしたら今も)かなり多かったのではないかと思います。

めったに起こることではなかったとしても、起こったときのショックは計り知れません。できるだけ信頼性の高い器具を選び、壊れる前に買いかえていこうと思ったのでした。