熱帯魚

ネオンドワーフレインボーの憂鬱|熱帯魚トラブル体験記

ヤマトヌマエビは光る物がお好き?

ネオンドワーフレインボーの憂鬱

コケ取り用にとヤマトヌマエビを熱帯魚の水槽に10匹ほど入れて一ヶ月ほど経ったある日。他の小さな熱帯魚たちとの間にトラブルもなく、コケもすっかり綺麗になって、この愛らしいエビたちはなんて素晴らしいんだろうと思っていたとき、それは起こりました。

熱帯魚の水槽にはタイマーが設定されていて、毎日規則正しく、自動的にライトの点灯と消灯が行われるようにしてあるのですが、ライトが消えてしばらくの間は、斜め上から部屋の明かりだけで照らされることにより、カージナルテトラやネオンドワーフレインボーが一段と美しくきらめき、それはいつも楽しみにしているひとときでもあります。

その日もそんな光景を眺めようとライトの消えた水槽をおもむろに覗き込むと、なにやらネオンドワーフレインボーの動きがいつになくそわそわしています。

何だろうと思って見ていたら、なんと何匹ものヤマトヌマエビが、それぞれ自分の上をネオンドワーフレインボーが通りがかった瞬間に抱きついていくではありませんか。

ネオンドワーフレインボーはうっとうしそうに振り払い、そのたびにヤマトヌマエビは水底に沈んでいきます。ネオンドワーフレインボーにとっては別に痛くはないようで、ケガなどもありませんが、実に迷惑そうな様子です。

ヤマトヌマエビの方はというと、どの個体もなぜかネオンドワーフレインボーだけに反応します。小さくてかよわいランプアイやカージナルテトラには目もくれず、もっと泳ぎがゆっくりとして捕まえやすいチョコレートグラミーやハニードワーフグラミーにも全くの無関心ですが、ネオンドワーフレインボーが通りがかった時だけ、全てのヤマトヌマエビが抱きつこうとしているのです。

ライトが付いて明るくなると、ヤマトヌマエビのこうした振る舞いもおさまり、いつも通りに戻るのですが、なぜこんなことが起こるのかはよくわかりません。よっぽどキラキラしたものが好きなんでしょうか。エサのコケが少なくなったことが関係しているのかなと思い、エビにもエサが行き届くようにしたところ、どうやら最近はネオンドワーフレインボーにも平穏な日々が戻ったようです。